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夏の企画展「軍医が語る戦時救護」

 

 かつての戦争においては、戦争の長期化と戦況の悪化にともない、戦傷病者の数は、陸上、海上の区別なく増え続けました。そうした中で軍医たちは、当時の限られた医療体制のもと、一人でも多くの戦傷病者を原隊に復帰させるため、最前線の戦場やそれぞれの現場で彼らの救護、治療にあたりました。
 今回は、そうした戦中の戦傷病者の受傷病の実態と、彼らに対する救護について、軍医が当時記録した戦傷病者の診断書や関連写真、後の軍医の証言や手記などにより紹介します。戦中の戦傷病者のさまざまな受傷病の労苦を、主な受傷地別に見ることで、戦傷病者の労苦が生まれた背景と軍医たちが果たした役割を考えます。
 また、当館が主に昨年度に制作した軍医の証言映像を上映します。戦場で負傷した戦傷者の救護だけでなく、南方で飢えや病で苦しんだ多くの戦病者や、航空基地での飛行訓練中の事故による負傷者など、さまざまな場面で戦傷病者の救護、治療にあたった軍医が自らの体験を語ります。食料や医薬品の不足から医療体制が十分に整えられない中で、軍医たちはどのような思いで戦傷病者の救護にあたっていたのでしょうか。展示とあわせてぜひご覧ください。

■会期
平成24年7月25日(水)〜9月23日(日)

■休館日
月曜日(祝日は開館)、9月18日(火)

■会場
しょうけい館1階

■入場料
無料

■開館時間
10:00〜17:30(入館は17時まで)


■シアター上映映像
会期中、シアターでは当館制作の軍医の証言映像と関連する戦傷病者の証言映像を上映致します。

主な上映映像 ※( )内は軍医の配属先
〈陸軍軍医〉
「インパール作戦の最前線で」(インパール)
「天地の恵みを知る〜南方で終戦を迎えた軍医〜」(ニューギニア)
「本土決戦前の軍医教育〜元陸軍衛生部見習士官の記憶〜」(軍医学校教育/東京空襲)

〈海軍軍医〉
「国のために生きて〜元海軍軍医中尉の記憶〜」(第2河和航空隊:特攻隊飛行訓練基地)
「元海軍薬剤少尉の記憶」(横須賀海軍病院/横須賀空襲)
(各映像とも約20分)  


●関連イベント

1.講演会「軍医が語る戦争体験」
こちらは満員となりましたので受付を終了させて頂きます。
たくさんのお申込ありがとうございました。


内容:当館で証言映像を制作した元軍医の方に、戦争当時の体験をお話し頂きます。
日時:8月4日(土)14:00〜15:00
場所:1階証言映像シアター
定員:30名(先着順)
※お電話にてお申し込み下さい。03−3234−7821(しょうけい館事務局)
備考:参加無料


2.学芸員による展示解説
日時:7月28日(土)、8月11日(土)、9月15日(土)

各日とも14:00〜 30分程度
備考:参加無料、事前申込不要