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内容紹介

当館では、証言映像“戦傷病者の労苦を語り継ぐ”を収録しております。これらは、戦争で傷つき、病に倒れた多くの戦傷病者とそのご家族が体験した労苦を現在に語り継ぐ貴重な資料映像です。当館1階の証言映像シアターで約1ヶ月ごとに入れ替えて上映するとともに、情報検索コーナーでも自由に閲覧できます。
また、DVDの団体貸出も無料で行っています。お気軽にお声がけください。

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S12−1

誠(まごころ)で守られた命 −ニューギニア戦線にて−(18分17秒)

 見習士官として歩兵第224連隊に配属。隊附きの予備役少尉として南方へ移動し、昭和18年12月、ニューギニア島に上陸。敵情偵察中、肩と腕を銃撃戦で負傷するも司令部に帰り着き、任務を全うする。これにより師団の総攻撃が開始され、自分も参加する。迫撃砲により左足切断の重傷を負い、放置されたままとなるが、司令部からの救助隊に間一髪のところで助けられる。その後、マラリアで衰弱しミイラ状態となる。昭和21年復員後には結核に罹る。戦場で生死の境をさまようなど、波乱の人生であったが、常に心の支えとなったのは、小学校時代からの恩師の教え―誠(まごころ)―である。

S12−2

多くの人に助けられて (18分03秒)

 昭和17年、第56期で陸軍士官学校を卒業。第20師団野砲兵第26聯隊に配属され、砲車小隊長として、ニューギニアに着任。昭和18年11月27日、フィンシュハーフェン附近での戦闘で受傷。繃帯所で打ってもらった注射のおかげで、結果的に足の切断を免れた。内地還送後、朝鮮にあった留守部隊に原隊復帰し、済州島にて終戦。戦後、荒廃した国土復興という願いから、建設会社に入社。歩く事もままならないという障害を抱えながら、周囲の人々の協力があって、今日まで生きながらえられることができたことを語る。

S12−3

インパール作戦の最前線で −隊附軍医の記憶−(19分35秒)

 昭和18年、軍医学校を卒業。第33師団歩兵第213聯隊附軍医として配属され、ビルマに出征。昭和19年に着任。前線で隊附軍医としての過酷な任務につく。常に負傷兵の救命を第一とし、半年あまりも激しい攻防を続けた部隊にいたが、転進を余儀なくされる。前線から下がる途中で見た野戦病院は、病院機能を全く失った中に重症患者などがいる悲惨な状況であった。途中で自らもマラリア熱に罹り、危篤状態にまで陥った。復員後、大学病院から民間病院に勤務。その後、地元で開業医となる。第一線での隊附軍医という過酷な体験を通し、医療に対しての思いを語る。