平成10(1998)年度 |
戦後半世紀以上が経過し、戦傷病者及びその妻の高齢化が進み、これらの者が体験した戦中・戦後の労苦の記憶が風化しつつあることから、同年夏、(財)日本傷痍軍人会(以下、「日傷」と略)よりこれらの者が体験した労苦を後世代に伝えることを目的とした戦傷病者等労苦継承事業(仮称)の実施について要望が出された。 |
平成11(1999)年度 |
厚生省(現厚生労働省)は、日傷に戦傷病者等労苦調査事業を委託し、『戦傷病者等労苦調査事業報告書』を受理(3月)。 |
平成12(2000)年度 |
日傷、『戦傷病克服体験記録』を作成(8月)。 |
平成13(2001)年度 |
継承すべき労苦の検討及び国内外関連事業等の基礎調査を実施するため、戦傷病者等の労苦継承事業に係る検討委員会を設置(9月)。 |
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※平成13年度以降、厚生労働省は戦傷病者等労苦継承事業の実施にあたり、調査検討を日傷に委託。 |
平成14(2002)年度 |
戦傷病者の労苦の実態を調査し、事業の必要性等について検討、『戦傷病者等労苦継承事業調査検討委員会報告書』を作成(3月)。 |
平成15(2003)年度 |
戦傷病者等労苦継承事業企画調査委員会を設置(6月)、全国の会員に所蔵資料予備調査を実施(8月)、オーラルヒストリーの映像制作を開始(1月)、寄贈図書受付開始(2月)、『戦傷病者等労苦継承事業調査検討委員会報告書』を作成(3月)。 |
平成16(2004)年度 |
寄贈資料受付開始(5月)。開設準備企画委員会第一回会議を開催(11月)。 |
平成17(2005)年度 |
戦傷病者史料館(仮称)事務局を設置(4月)。 |