平成27年度の館アンケートで、多くの感想や激励の声をお寄せいただいております。その中から世代別に数例をご紹介させていただきます。

 

【70歳代】

いろいろ平和の尊さを感じました。平和へのメッセージ、平易で短い文章ですが、本当に心に沁みました!


今まで色々な図書館に行ったけれど、こんなに戦争についての本類が多いのは本当に驚きです。近くだったら順番に読んでみたいものばかり。75才になっても何がもとで戦争になったか詳しく知らずにいる自分があります。

 

【60歳代】

子どもの頃、街に傷痍軍人の姿を見かけましたが、保護施策廃止のためとは初めて知りました。二重苦の苦しみに言葉もありません。水木しげるさんの作品はとてもわかりやすく、心に残りました。


戦地での生活、受傷、野戦病院のジオラマは見るのがつらく涙が出てきてしまい、その場にしゃがみ込んでしまいました。次々と展示を見せて頂き 『それでも労苦を乗り越えて生きてこられた人々の姿』に心を打たれました。


以前一度見に来たことが有りました。今回ご説明を聞けたことで、もっと良く分かりました。もう二度とこういう傷病兵士を出したくないと思いました。


 

【50歳代】

この様な施設は後世に確実に残すべきものであると思います。又、多くの方、特に子供たちには見せたい、見なくてはいけないと思います。


私は手話を勉強しておりその中で身体障害者手帳を発効する身体障害者福祉法は傷痍軍人のためにできたものであることを学びました。終戦がくれば戦争は終わるものと思っていましたが、その後障害者としての苦難の人生が始まるということを気づかされました。


言葉失くしてしまう惨状ですが、戦争の有りの儘の姿として数多くの人に知ってもらいたい建物だと思います。


傷付いた兵士にスポットを当てた展示館があることを知らず、とても参考になりました。当時の苦しさを忘れない為に必要だと思います。

 

【40歳代】

国内、唯一の戦傷病者を取り扱った貴館はとても貴重な存在だと感じました。特に銃傷を受けた帽子などを上部からスポットライトを当てて語りかけるような展示方法はメッセージ性があり印象に残りました。


病気や怪我に苦しみながらも、前向きな気持ちを忘れずに社会復帰された方々のお話が印象に残りました。

 

【30歳代】

戦傷病を負った方の生きていくことの辛さ、社会復帰することの大変さが良く分かった。戦争によるこのような悲惨なことが二度と繰り返されないように平和を願います。


二階の展示物の詳しい説明が聞けて、ただ見るより勉強になりました。特に受傷した時の話しのイメージは見ただけでは具体的にイメージできなかったが、証言なども合わせて聞けてよかったです。

 

【20歳代】

自分の中で戦傷についてはあまり知らない部分ではありましたが証言や展示品を見させていただき大変ショックでした。これはTVなどでは決して伝えきれることではないと感じました。戦争というのはその人の立ち位置で見え方が違う事、また見る側の立ち位置で感じることが違うということもわかりました。またこのしょうけい館だけではなく、色々なものを見たり聞いたりして決して忘れてはいけないと思いました。これからも、これらの事が忘れられないような取組を考え行動していきたいと思いました。


戦傷病者について触れる機会がなかったので、今回少しでも触れられて、知る事ができたのは、とても良かったです。私のひいおじいちゃんも足に弾が入ったままだったということを聞いたことがあるので、今度詳しく聞いてみようと思いました。


資料を集め、展示するだけではなく、実際に当人に聞いて話を聞いていくスタイルは本当に良かったと思う。


教科書には載っていない、分からない戦争のもう一つの側面のようなものを、当時の貴重な史料とともに分かりやすく、深い説明をして下さったので、戦争について、また知識が深まったので、よい勉強になりました。


「戦争を知らない子供たち」のそのまた子供である私には、大変に衝撃的で、かつ価値ある展示でした。自らと変わらぬ一個の若者が、いかに生死の境をさまよい、あるいは死に、あるいは生きて更なる労苦を負ったのか、それらが確かな実感を持って伝わって参りました。展示を見終えて廊下に出た時、いたくノドが渇いている事に気が付きました。展示に没入していた私は、私自身の体の存在をすっかり忘れていたのです。自分の手と足を見つめ、そこに手があり、足があり、それを見つめる目がある事がなんと得難い事か、私は生まれて初めて知った様な気がしました。余談ですが、この館の「全体としては薄暗いが」、文字のある処にはしっかりと照明が当たっている構造は実によくできていますね、母がこの頃老眼の気配がありまして、薄暗い美術館はよく見えないと文句を言っておりましたが、ここなら連れて来られそうです。


実物史料を見ることができ、当時の様子を想像することができました。終戦は終わりではなく、始まりなのだと実感しました。

 

【10歳代】

私は学生です。レポートの題材としてここに来ましたが、とても衝撃を受けました。私たち若者は平和な生活の中で、未だに「戦争が終わっていない」人々について知りません。戦後 70 年を迎える今、私たちはかつての惨状を知らなければならないし、そのことを絶対に忘れてはならないと僕は考えます。


義足とか、その人のために作られた自転車を見てすごいと思った。苦労したのがわかった。


教科書には載っていない戦後の生活に興味を持ちました。


戦傷者の苦しみや、その後の社会復帰など、私たちが直接経験できなかった大変さが伝わる展示でした。実際に戦争を体験した人の語り部は話だけで心が痛く、戦争の悲惨さを改めて感じました。


戦争について学ぶ中でも、受傷やその傷を負って生きるその後の人生は、衝撃的でした。戦争は、身体だけでなく心にも大きな傷を負う、二度と起こしてはならないものであることを再認識しました。