「次世代の語り部」定期講話会は、当館で3年間の研修を修了した語り部が、語りを通して戦傷病者の体験をわかりやすくお伝えするイベントです。
毎月1回、第2日曜日の13:00より開催しています。予約不要、入退室自由ですので、お気軽にご参加下さい。
12月8日(日)語り部定期講話会
12月の定期講話会は、ひめゆり学徒隊として沖縄戦に参加し、片足を負傷した戦傷病者と、南方戦線で左脚を失い、その後マラリアに罹った戦傷病者のお話を2名の語り部がおこないます。
83年前の12月8日、日本軍はハワイの真珠湾を攻撃するとともに、南方のイギリス領マレー半島へ上陸し、アジア・太平洋戦争へと突入した日にあたります。今回は、開催日に合わせて真珠湾攻撃に参加した戦傷病者とマレー半島上陸作戦に参加した戦傷病者も紹介します。
日時:令和6年12月8日(日)13:00~14:00
場所:しょうけい館2階シアター
講話1 「ひめゆりの悲劇」
ひめゆり学徒隊として医療活動に従事し、敵からの攻撃により左足を受傷。戦後は傷の痛みを抱えながら教師として働いた方のお話しをします。
講話2 「誠(まごころ)で守られた命 ーニューギニア戦線にてー」
ニューギニア戦線で負傷し、左脚を切断。その後マラリアに罹り、命の危機に晒され、死に直面しながらもさまざまな困難をのりこえてきた方のお話しをします。
チラシをダウンロード