「次世代の語り部」定期講話会は、当館で3年間の研修を修了した語り部が、語りを通して戦傷病者の体験をわかりやすくお伝えするイベントです。
毎月1回、第2日曜日の13:00より開催しています。予約不要、入退室自由ですので、お気軽にご参加下さい。

7月14日(日)語り部定期講話会

日時:令和6年7月14日(日) 13:00~14:10
場所:しょうけい館2階シアター

7月の定期講話会は、戦争で失明した元兵士について詳しく紹介します。両眼失明した戦傷病者のお話しを語り部がおこない、戦盲歌の解説と歌唱を歌人の佐佐木頼綱さん、歌手の神戸薫子さんから披露いただきます。

第1部 語り部による講話「一筋の光を求めて」

両眼失明となった三人の戦傷病者のお話しをします。目が見えないというハンディを抱えながらも家族とともに懸命に生きた方々の姿をお伝えします。

第2部 戦盲歌の解説と歌唱

歌人の佐佐木頼綱さんと歌手の神戸薫子さんは戦盲歌を伝える活動をしています。
戦盲歌とは、戦争で失明した元兵士たちが詠んだ短歌に曲をつけたものです。戦時中、歌人の佐佐木信綱(頼綱さんの曾祖父)と伊藤嘉夫(佐佐木信綱の弟子)は、戦地で視力を失った元兵士たちを慰問し、短歌創作の指導を数多くおこないました。そして、元兵士たちの作品を合同歌集としてまとめ、刊行しました。その歌集の一つ『戦盲』に作曲家の越谷達之助が曲をつけたものが「戦盲歌」です。
第2部では、佐々木頼綱さんと神戸薫子さんのお二人から、戦盲歌の解説と歌唱をしていただき、作品に込められた思いや平和への願いをお伝えします。

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