終戦から60余年が経過して、戦争で傷つき、病に倒れた戦傷病者とその家族の体験や記憶が風化しつつあります。だからこそ、これらを承継してゆくための資料収集と調査が急務になっています。 こうしたなかで、しょうけい館は戦傷病者の写真を収集してきました。その殆どが個人のアルバムにあったものです。戦傷病者は、戦地でどのような体験をして、戦後はどのような人生を家族とともに歩んできたのでしょうか。本展では証言映像収録の際に収集した人物写真を中心に、関連する資料・証言映像・図書を展示いたします。戦中・療養中・戦後の写真から戦傷病者とその家族の“あの日”の想いを読みとってください。
会期 2008年7月24日(木)~9月28日(日)
会場 しょうけい館1階
開館時間10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日 毎週月曜日,9月16日(火)
会期中、担当学芸員によるフロアレクチャー(毎週土曜14:00から30分)
入館料 無料
*2008年7月7日(月)~9月28日(日)、企画展特別ページを公開しました。