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館だより
 

第221号 2020年1月31日号

次世代の語り部による講話活動の報告(令和元年10月〜12月)

 

 戦後70年以上が経過し、先の大戦による戦争経験と、戦傷病者としての戦後を生きてきた経験を、直接お聞きする機会はますます少なくなってきました。戦中・戦後の労苦を語り継いでいくために、しょうけい館では、令和元年10月より、「次世代の語り部」による講話活動を実施しています。
 「次世代の語り部」は、当館で3年間、時代背景や戦傷病についての研修を受けた20代から60代の戦後生まれの男女で、戦傷病者ではありません。講話は、「戦傷病者とその家族が体験した戦中・戦後の労苦」についてです。内容は、戦傷病者の証言映像を元にしており、証言者の体験を中心に、当時の社会状況等を織りまぜながら分かりやすく語ります。これまでしょうけい館では戦傷病者の労苦を伝えるため、展示、証言映像、図書を柱にしていましたが、語り部講話活動もこの柱に加わったことになります。
 10月は3団体、11月は6団体、12月は1団体が講話を聞きました。中学校から大人の団体まで、団体の年齢層は幅広く、「聞き入ってしまった」、「気持ちがこもっていて聞きやすかった」、「分かりやすかった」といった感想が寄せられました。
 語り部の方々は、これからも多くの方々に、講話活動を通して戦傷病者の生きてこられた証を語り続けていきたいという思いで取り組んでいます。

 「次世代の語り部による講話」は、団体予約で受け付けております。少人数でのお申込みも歓迎いたします。当館ホームページから、団体予約申請書がダウンロードできます。
 URL:www.shokeikan.go.jp/pdf/dantaiyoyaku.pdf

講話活動の様子