S46-1箱根療養所で暮らした家族の10年(16分54秒)

脊髄損傷者を収容していた傷痍軍人箱根療養所で父と共に過ごした10年間を、息子兄弟が振り返る。父は、昭和19年、マニラでの警備任務の際に受傷。脊髄を負傷し、療養のため箱根療養所に入所した。両足切断の父は、子供を抱き上げることもできない体で、車椅子生活であった。母は介護、子供たちもその手伝いをした。脊髄損傷による合併症と闘いながら懸命に生きようとする父の姿を見て、力の限り生き続ける事の大切さを学んだ。

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