2025（令和7）年1月5日（日）、3階テーマ別展示コーナーの展示替えを行いました。今回のテーマ別展示は「箱根療養所」と題し、3月30日（日）まで開催の予定です。
※会期が変更となる可能性があります。最新の情報はこのページでご確認下さい。
箱根療養所は、戦争で重い障害を負ったり、重病を患ったりして自分だけでの生活が困難となった兵士を収容するために1908（明治41）年に作られた施設、「廃兵院」をその起源とする病院です。箱根療養所では、特に脊髄を損傷して車いす生活を送る事となった兵士が多く集められ、病院の中で療養しながらの生活を送っていました。
今回の展示では、入所中の給食を始めとした箱根療養所での生活に関する資料を中心に紹介しています。
展示風景
食事
入所者に提供されていた食事の献立表などを展示しています。
献立予定及実施表
娯楽
将棋のような娯楽は、病院生活を送る上での楽しみの一つでした。
箱根療養所で使われていた将棋盤を展示しています。
将棋盤
記録映像
箱根療養所内の暮らしを紹介するために、1992（平成4）年に制作された記録映像を上映しています。生活の様子や行事など、箱根療養所について様々な面から理解することができる貴重な映像です。
「国立箱根療養所 当時のおもいで」
（制作：箱根療養所親睦会）