2022年8月6日(土)、港区立赤坂図書館にて語り部による派遣講話を実施しました。派遣講話は、学校・民間団体・地方公共団体などに語り部を派遣し、講話活動を行います。
今回は、「おじちゃんの腕、へんなんだよ」というタイトルのお話しをしました。戦争によって両腕を失い、片眼も失明してしまった戦傷病者が体験された様々なご苦労を、語り部を通してお伝えしました。講話終了後には参加者から多くの質問や感想をいただき、戦争が引き起こす悲惨さや、戦傷病者への理解を深めていただきました。
現在、しょうけい館では館内で語り部の講話を実施する「団体予約」と館外で語り部の講話を実施する「派遣講話」を受付けております。全国どこでも出張いたしますので、平和学習にご活用いただければと思います。申込方法などの詳しい内容は「次世代の語り部講話」のページよりご確認いただけます。
参加者の声
- 貴重なお話を聞くことができました。苦労を苦労と思わず前向きに考えられているお話に感動しました。次世代の語り部という活動も初めて知り、今後もつないでいく為にはとても必要な活動だと思いました。
- 8月は戦争のことを考える機会になっていますが、義肢の方々を戦後街頭で見たことを記憶しています。その後の苦労は想像を超えたことであり、語り部の方のお話で判りました。