9月13日(火)より、12月27日(火)まで、ミニ展示「軍靴―軍隊生活と行軍の労苦―」を開催します。
軍ぐん靴かは、軍隊生活で最も身近な装備品のひとつです。傷病兵を含む兵士の苦労の一場面として、「行軍」があります。軍隊での行軍は、重い荷物を背負って、目的地までの長い道のりを歩くもので、炎天下や雨天の中、橋のかけられていない河川の中も進まなければならないものでした。
戦況が悪化すると、傷病兵を運ぶ担架やトラックが不足し、傷を負い、病気にかかっても自分の足で病院へ歩いて向かわなければならないこともありました。
今回は、軍靴の種類や役割、行軍の際に注意すべき病気、行軍に関する戦争体験と労苦などを紹介します。