2018年9月22日(土)、昭和館において「戦中・戦後の労苦を伝える戦後世代の語り部育成事業」第三期生の開講式を昭和館、首都圏中国帰国者支援・交流センターと合同で実施しました。
 はじめに、厚生労働省社会・援護局援護企画課課長より、戦傷病者が高齢化する中で、戦後世代による語り部の活動がますます重要になってくることの挨拶があり、引き続き各施設代表者、講師紹介、研修生紹介などを行いました。しょうけい館では6名の方々を第三期研修生として迎えました。
 開講式終了後は、しょうけい館に移動して高根和子講師による第一回講義を実施しました。講義はしょうけい館の概要説明にはじまり、常設展の展示見学、戦中・戦後の援護施策の変遷など、戦傷病者の労苦を語り継ぐための基礎知識を学びました。
 研修生にとっては、戦傷病者に対して国が行ってきた援護施策の変遷を初めて学ぶ機会となったため、研修終了後には、時間をかけてしっかりと時代背景などを学んでいきたいといった意見が出されました。


合同開講式

合同開講式

講義風景

展示見学風景
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2018年