1期生「講話発表(3)」
2018年12月1日(土)
4名の研修生が講話発表を行いました。複数の戦傷病者の証言を取り上げて各々の人生を紹介する方、1人の戦傷病者に焦点を当てた方、戦争の悲惨さだけではなく戦傷病者の明るい側面について紹介する方など、4名の研修生がそれぞれ講話発表に力を入れ、充実した講義となりました。
今回の発表は、研修生同士が講話発表の進捗状況などを確認し合い、今後の講話作成と講話発表に向けた動きが一段と強くなったように感じました。
2期生「ミニ講話発表と証言映像解説(2)」
2018年12月8日(土)
前半では、2名の研修生がミニ講話発表を行いました。1名は、戦傷病者の個人年表をまとめ、地図や写真を使った発表を行いました。もう1名は、同じ受傷部位の戦傷病者2名を比較しながらそれぞれの労苦を紹介しました。
後半では、受傷部位が異なる4名の証言映像を視聴しました。上肢・下肢・頭部、受傷部位ごとによるさまざまな労苦を再確認しました。
研修生からは、「お二人の発表は各々特徴があり、その人らしい伝え方を考えることが大切だと感じた。」といった意見が出されました。
3期生「平和祈念展示資料館施設見学・語り部お話し会」
2018年12月15日(土)
平和祈念展示資料館にて施設見学および同館で実施している語り部お話し会を聴講しました。
学芸員の方による展示解説では、解説を行う際にどのように歴史を伝えているか、聞き手にわかり易いようにどのような点に気をつけて解説しているかなど、通常の展示解説とは異なった解説もしていただき、研修生にとっても大変参考になる内容でした。
展示見学後は、シベリア抑留者の方から体験談をお聞きしました。ご自身の軍隊経験から、抑留後の収容所での強制労働での労苦など、文献や映像だけでは感じ取ることのできない、“生きた声”を聞く、大変貴重な機会となりました。