新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年も宜しくお願いいたします。
しょうけい館(戦傷病者史料館)は、開館より14年目を迎えることになりました。皆様の暖かいご支援、ご協力を賜りながら事業を進めてこられました事を、心より厚く御礼申し上げます。
しょうけい館では、昨年3月から5月に春の企画展「目となり手となり足となり~戦傷病者を支えた義眼・義手・義足~」を開催し、夏の企画展は7月から9月にかけ、「「みくにの華」から「日傷月刊」まで~傷痍軍人会の紆余曲折~」として、日傷の60年間(昭和28年~平成25年解散)を振り返りました。
また、友の会会員の皆さまへ発行する「友の会通信」第6号をお送りした際には、皆さまの近況や、お元気そうなご様子をお知らせいただくことが出来ました。
証言映像では、今年度は、新たに岐阜県で1名、福井県で1名をそれぞれ収録させていただきました。今年度収録の証言映像は2019年4月以降に公開予定です。
「戦後世代の語り部育成事業」においては、今年度は三期生として6名の方々を迎え、一期生(15名)、二期生(9名)とともに研修を行っております。
本年も春と夏の企画展・地方展・新着証言映像の公開等を行って参ります。春の企画展は「思い~作品からみる戦傷病者~」のタイトルで開催予定です(3月12日~5月6日)。また、地方展は福島県にて開催する予定です(10月17日~10月27日)。このほか証言映像の定期上映、水木しげるさんの常設企画展、ミニ展示、寄贈資料の紹介等、戦傷病者の方々に関する情報を提供して参ります。
なお、こうした活動の一環として、当館では学校や公共施設などへの証言映像(DVD)や展示キットの貸出を行なっております。どうぞご利用ください。
<しょうけい館 職員一同>