2月23日(土)、岐阜県羽島市において「戦傷病者とのおはなし会」を実施しました。今回の企画は戦後世代の語り部育成事業の一環として、実際に戦傷病者からお話を伺うことを目的として、平成30年度証言映像収録者をお迎えし、研修生18名が参加しました。
会の冒頭、新収録の証言映像を視聴したうえでおはなし会を行い、ご本人ならびにご家族が体験した労苦についてお話しいただきました。
後半は、研修生との意見交換会を行いました。研修生からは、おはなし会を振り返っての質問や、語り部として活動する戦後世代の人間に何を求めるのかといったことなどの意見が出されるなど、活発な意見交換が行われました。
参加した研修生からは「目の前に戦争で戦って受傷した方がいることが印象的」「負けてたまるか、という気持ちで生きてきた力強さを感じた」「戦傷病者の方の強い生命力と順応性の高さを改めて知ることが出来た」といった感想が寄せられました。