当館では平成18年の開館以来、実物資料や証言映像、文献資料の検索システムを1階の情報検索コーナーにて提供して参りましたが、システムの老朽化が進んできたため、平成31年3月より新しいシステムとしてアップグレードすることとなりました。この度新しくなった点をいくつか紹介いたします。
従来の文献資料の検索システムと実物資料の検索システムは、別々の端末から操作しなければなりませんでしたが、新しいシステムでは、1つのPCで検索することができます。これにより、当館で収蔵している戦傷病者に関する資料を、資料の種類を問わず、横断的に検索することができるようになりました。検索端末から「全資料検索」を選択して検索すると、当館の実物資料、文献資料、証言映像、戦傷病者の記録から、該当するものを全て表示します。
また、検索の際に「あいまい検索」にも対応できるようになりました。「ひらがな」と「カタカナ」どちらで入力しても、該当するものを表示するほか、異体字や旧字体と常用漢字を同じものとして検索します。
証言映像は、一時停止やスキップなどの操作ができるようになりました。一時的な離席や、巻き戻して見返すなども自由に行えます。
当館をご見学の際には、展示をご覧になるだけではなく、戦傷病者について更に調べてみませんか? 新しく、便利になった情報検索コーナーを是非ご利用下さい。