こども霞が関見学デーはこどもたちを対象に、業務説明や職場見学等を行うことにより、夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とし、親子のふれあいを深めることを目的とする取組です。 令和6年8月7日(水)・8日(木)の2日間で開催されました。
しょうけい館は厚生労働省が設置した資料館として参加し、戦争でけがや病気となり戦後も苦労をした戦傷病者の経験が学べるプログラムを実施しました。
プログラムに参加したこどもたちは、乃木式義手の体験コーナーや絵を利き腕を使わずに塗る体験で、慣れない義手や不自由を強いられる中で挑戦をして、手を怪我した人の大変さや当たり前のことが上手くできなくなる歯がゆさを感じているようでした。また、読書コーナーでは漫画家・妖怪研究家であり戦傷病者でもある水木しげる氏の戦争体験漫画の紹介を、ビデオコーナーでは戦傷病者が描いた絵の上映を行いました。戦傷病者には戦後も苦労があったことや、それを乗り越えて生活をしてきたことを伝えることができました。2日間でしたが、たくさんのこどもたちに足を運んでいただき、ありがとうございました。