当館が、開館以来収録してきました戦傷病者やそのご家族や関係者の証言映像を、今年度一年間で、平成25年度までに制作した138本の一挙上映を行っております。
新年を迎える1月5日(火)から1月31日(日)までは、当館の活動を支えてこられた、初代の徳田保久館長や二代目の冨樫賢太郎館長の証言映像を含む平成23年から平成24年に収録した東京都や熊本県・兵庫県などの方を中心とした証言を館内のシアターで上映致します。
台湾やフィリピンや南方の戦線で救護班の一員として傷病兵の治療に従事して看護婦として活躍された方や、偵察員としてフィリピンで敵機と遭遇し爆弾により両耳聴覚障害になられた方、満州で憲兵隊に所属し終戦でソ連軍に抑留され、帰国時に肺結核の診断をされた方などの証言を上映します。
平成28年2月までの上映日程は「全証言映像一挙上映会開催」をご覧下さい。
会期: 1月5日(火)~1月31日(日)
会場: しょうけい館1階 証言映像シアター