3月5日(土)14:00から、学芸員による第1回フロアレクチャーを実施しました。
現在では聞き慣れない、「戦病」について解説しました。「戦病」の多くは、現在では感染症と分類されている病気がほとんどです。その中には、近年再び関心を集めている、マラリアやデング熱などもあります。
「戦病」の紹介と共に「戦病を防ぎ、戦病を直すために」「戦病者のその後」などの施策についての説明をしました。
「デング熱って、一昨年に代々木公園で流行りましたね」
「マラリアって、そんなに怖い病気だったのですか?」
「脚気(かっけ)って、昔、学校の健康診断で、三角形のゴムのトンカチで膝を叩かれましたね」
など「戦病」について、少しだけ身近に感じて頂けたようです。30分の予定時間を過ぎても、みなさまから熱心な質問がありました。ご参加頂きありがとうございました。
HP「企画展」もあわせてご覧下さい。