7月20日より始まった夏の企画展「夫とともに歩んだ道~戦傷病者の妻として生きて~」の関連イベント「中高生・大学生による体験記朗読会」を千代田区後援のもと、8月14日(日)に開催しました。朗読ボランティアをしていただいたのは、千代田区立九段中等教育学校演劇部の中高生10名と法政大学アナウンス研究会の大学生5名です。学生たちはしょうけい館に来て戦傷病者のことを学び、何度も練習を重ねました。また、普段はあまり交流する機会の無い中高生と大学生が一緒になって練習し、お互いの朗読を聞いて感じたことや参考にしたいことなどの意見交換をしました。
本番当日、会場となった千代田区役所1階区民ホールには若い世代の人を含め、多くの方にご来場いただきました。下の写真は本番の様子です。
学生たちは緊張しながらも、練習の時以上の朗読をすることができ、鑑賞した方からはこのようなご意見をいただきました。
20代男性
熱のこもった語り方、落ちついた語り方、本当に感動しました。
70代女性
皆さんの感情込めた朗読が身にしみて思わず涙してしまいました。
20代男性
同年代の方が戦争に思いを抱きながら朗読している姿を見て、画面越しに見る戦争よりも生々しく自身のこととして感じることができました。
40代男性
若い人が朗読するというのが良い経験になったと思います。